「つや姫」のテレビCMにはもう少し頑張ってもらわないとね。

2010年10月10日

つや姫|山形の新しいお米

本日10日から「つや姫」の山形県外の販売がスタートしました。

朝日新聞(10月10日)の【庄内版】の記事によると、
9月末時点で、山形県外の「つや姫」販売店は332店舗とのこと。

三越と高島屋では、なんと5キロ 4,200円で予約受付中とのこと。
高っか〜!

山形県内では5キロ 2,500円ぐらいしかしません。
安売りでは更に数百円安く買えたります。
もちろん通販も同様、そのくらいの金額で販売されています。

どう考えても、ネット通販で買ったほうがお得に思えます。
ネット通販|エーコープ庄内-旬鮮館「つや姫」でも販売中!)

金額的なことはさておき、
県外以外での多額の売上を目指すこの新しいやまがたのお米「つや姫」、
テレビCMがどんなものになるか個人的に気になっていました。

一気に全国区に商品名を売り込むには、
テレビCMの出来が成否を握っていると言ってもいいでしょう。

第一弾を覧た感想。
残念ながら良いとは言えません。
(もしかしたら自分が覧たテレビCMは山形県内用かもしれませんが。)

「つや姫」のテレビCMのコンセプトは、

  都会に住む人に贈って喜ばれるお米「つや姫」

です。

広告戦略の手法には次の2つがあります。

  1.商品自体の良さをアピールする
  2.商品のもたらす効果をアピールする

二つとも最も基礎的な広告戦略ですが、
一般に2の方が高度で、効果的といわれます。

「つや姫」のテレビCMはまさに、
2の「商品のもたらす効果をアピールする」に当てはまります。

「つや姫」を贈られて喜んでいる人物を映像で流していますから。

まるで教科書通りの戦略です。
困ったものです。

少し前のブログ「『つや姫』山形からお米の新品種がデビュー! すでに大人気?!」で、実際に食べた印象を追記しました。

  「つや姫」はひと粒ひと粒が大きめで、
  炊きあがりがビックリするくらい真っ白(本当に白い!)、
  光が当たるとテカるぐらいに艶々と輝く!

これだけ他のお米と外見的な違いのあるお米はそれほど多くはありません。
だったらこれを前面に出さないCM・広告など考えられいのではないでしょうか。

旨味とか、味はさすがに伝えにくい要素です。
特にお米のようにそれほど嗜好性の高くない食べものについては難しいものです。
そうした場合、広告は食べている人にニコニコ笑顔で「おいしい」と言わせるような、似たり寄ったりな広告になってしまいます。

「つや姫」は見た目に大きな特色があるお米です。
平凡な2の「商品のもたらす効果をアピールする」広告戦略より、
今回の場合、1の「商品自体の良さをアピールする」という広告戦略を効果的に展開したほうが「つや姫」をアピールできたはずです。

われわれ山形県民の税金を使っているテレビCMです。
できればもう少し頑張っていただきたいものですね。
エールを込めて、少し厳しく「つや姫」の広告戦略について取り上げてみました。


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