楽天が中国版 楽天市場「楽酷天」をオープン
2010年10月19日
本日、楽天が中国検索最大手のBaidu(百度、バイドゥ)と組んで、中国でショッピングモールサイト「楽酷天(読み:らくてん)」をオープンさせました。
(「酷」は中国語でCool=カッコイイという意味らしいですが、日本人的には決して良いイメージの言葉ではありません。苦渋の選択といったところでしょうか。)
スタート」(楽天ニュースリリース、2010-10-19)
以前、デザクロ-ブログでもこの話題を取り上げています。「楽天、中国検索大手Baidu(百度、バイドゥ)との合併会社を設立、中国EC事業へ進出」
「楽酷天」は日本の「楽天市場」と同じビジネスモデルの
インターネットショッピングモールです。
オープン時、約2000店舗が出店。
服飾、アクセサリー、家具、家電、デジタル機器、ベビー用品、
化粧品になどを販売しています。
▶ 楽酷天(中国語)
【楽酷天トップページ】

トップページや検索結果ページのデザインはいい感じですね。
さすがは後発だけあって、最初から洗練された完成度の高いデザインです。
とりわけ、細部のデザインが日本の楽天市場よりずっと高いレベルでまとめてきています。
中国語が理解できないので、わかりやすさという点を確認できないのが残念です。
また、最初の時点での各ショップは見たところ中国の商売で儲けようという世界の企業が多いせいか、各店舗のウェブページクオリティーも高いです。
ドメイン戦略も日本での展開時の失敗という経験を活かし、
各店舗にサブドメインを採用するようにしています。
(ちなみに、中国楽天にもGold店舗があるみたいですね。)
なお、楽天のドメイン戦略については、「グーグルが『検索結果には同一ドメインから2ページまで』の原則を撤廃した後のウェブ戦略について」の中で詳しく書いています。長い文章ですが、興味のある方はぜひご覧ください。
中国で反日デモが起こる中のスタートというのは、
どう影響するんでしょうか。そっちのほうも少し気になります。
その他にも偽ブランド、コピー商品。
色々と問題がありそうです。
2ヶ月前に楽天市場のコンサルタントの方とお話しした時は、
日本での店舗数は約3万3千店舗とおしゃっていました。
日本での「仮想商店街」事業で確固たる地位を築き、
今や世界に目を向けている楽天ですが、
日本国内でもどうやら楽天の一人勝ちに立ち向かおうという動きがあります。
日経新聞(2010-09-27)によると、
セブン&アイ・ホールディングス(セブンイレブンの親会社)やヤマダ電機が「仮想商店街(ショッピングモールサイト)」事業への数年以内の参入を目指し、準備を進めているとのこと。(当初の規模は1000店舗規模のショッピングモールサイトになる見込み。)
どうなるか見ものです。
またいつか新規「仮想商店街」事業については詳しく触れたいと思いますが、今は一点だけ。
新規「仮想商店街」を立ち上げるのであれば、いわゆる各出店店舗の
月々の出店利用料は0円にしなければ意味がないと考えます。
また、0円にすることは難しくありません。
ぜひ0円でスタートするようにしましょう。
検索エンジンの視点からみたショッピングモールの
サイト規模のジレンマについては、また別の機会に。
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