水族館アクアマリンふくしまの衝撃的なテレビCM
2010年7月15日

福島県いわき市にある「環境水族館アクアマリンふくしま」と言えば、東北最大級の水族館で、魚と実際に触れ合えることでもよく知られています。
そんな水族館、アクアマリンふくしまが夏休みを前に誘客を図るため、
テレビCMを流していました。
そのCMにはまだ一回しかお目に掛かっていませんが、衝撃でした!
水族館のCMによくあるありきたりの流れで始まったかと思うと、
子どもたちが水族館にある釣り堀で海の魚を釣り、
さらにその釣った魚を唐揚げにし、
ニコニコしながらぱくりと食べているではありませんか!
水族館で、魚を釣り、調理し、食べる。
こんなCM、観たことありません。
「海の命をその場で食べる」ことで、「生きものの命の尊さを学ぶ」
そんな狙いがあるのでしょう。
毎年この時期、アクアマリンふくしまでは違ったテレビCMを流していますが、今回のはインパクト大! でしたね。
ということで早速ホームページを確認しました。
どうやら、アクアマリンふくしまの
子ども体験館「アクアマリン えっぐ」での常設のイベントみたいです。
衝撃的なテレビCMを観た後では、
誕生を意味する「えっぐ」が「えぐい」に掛かっているのか?
なって思えちゃいます。
冗談はさておき、
前から行われている企画に光を当て、新たな広告を打つ。
なかなかうまいですね!
おそらく普通にホームページを見ていただけでは、
インパクトを受けることはなかったと思います。
(まあ、ホームページの作りを変えて、
トップページで、釣って食べることをフィーチャーすれば、
それなりにインパクトを生み出すことは可能でしょうが。)
その意味では、テレビCMの作りが良いと言えます。
実際の良い企画(=中身)と宣伝(=広告)がマッチした時、
最大限の広告効果を発揮するいい見本です。
皆さんの会社やお店にも、
実は良い企画やアイディアなのに、
広告しないために埋もれてしまっている
商品・商材・企画などありませんか?
きちんと宣伝して、その良さを伝えることができれば、
日の目を浴びることはいくらでも可能です。
新しいことばかりに目を向けず、
今一度、自分の周りに注目するのもひとつの手かもしれませんよ。
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