「過ぎたるは及ばざるが如し」おバカな CNET Japan の MS広告

2010年7月28日

ウェブ関連の情報をチェックすべく、
いつものように CNET Japan のウェブサイト
ブラウザーの「お気に入り(=ブックマーク)」から開く。

ドーン! と
ブラウザー画面いっぱいにマイクロソフト社の広告ページが出現!

おバカな CNET Japan の MS広告


あれ、開くサイトを間違えた???

一瞬クエスチョンマークが頭の中を駆け巡った。

恥ずかしながらプチパニックに陥り、
  「詳しくはこちら>」
をクリック。

?????

再度ブラウザーの「お気に入り(=ブックマーク)」から
CNET Japan のウェブサイトを開こうと試みる。

すると、いつもの見慣れたウェブページが現れた。

何だったんだろう???

中途半端に不可思議で、後味の悪さだけが残る。


その後、同様のマイクロソフト社の広告が現れたことで、
これは CNET Japan の新手の広告だと納得する。
(一日一回、最初に訪れた時に現れる仕組みらしい。)

自分が知る限り、これまでに CNET Japan のサイトで、
こうした広告手法がとられた記憶はない。

こうしたネット広告手法、
昔、まだインターネット黎明期頃にはあったかもしれません。
なんとなくはあったように記憶しています。

ですが、今時こんなお粗末な広告手法を使う会社はありません。

基本、広告は先ず、それが広告であることが解らなければなりません

もちろん境界線ギリギリの広告手法もありますが、
その場合、もっと高度なテクニックを用いる必要があります。
このマイクロソフトの広告のような策のない広告では全くダメです。

しかも、直ぐにこのページをスキップさせないようにと、
右上に小さく「Continue to CNET Japan」としている点など、
姑息としか思えません。

ユーザビリティの面でも、アクセシビリティの面でも最悪です。

正に、金(=公告費)のためならなんでもやる、
そんな新聞社(CNET Japan の運営会社は朝日新聞社)の体質を具現しています。

そのうち朝日新聞の第一面が、全面広告になるかもしれませんね . . .


もう一つ思うことが、
こんな広告を出すマイクロソフト社の広告担当者のレベルの低さです。

下手な広告は、
作り手のみならず、広告依頼主の評価も下げてしまいかねませんから、
ご注意ください!


それにしてもこのおバカ広告、
以前にデザクロブログ「『CNET Japan』が全面リニューアル。リニューアルが常に成功するとは限りません」で指摘したように、
サイト運営会社が朝日新聞社に変わったことが強く影響しているのでしょうね。

本当に新聞社って広告が下手ですよね。
広告が下手だけならまだしも、公告費獲得手段が姑息なんですよ。

「無駄なクリック数稼ぎによる公告費稼ぎ」については
既に同ブログで指摘した通りですが、
その時に書かなかったことをここで付け加えたいと思います。
ちょっと話の内容が変わってしまいますが、
公告費の問題として取り上げることにします。

知っている方は知っているでしょうが、
新聞社が発表する公称の「発行部数」は、
実際には「印刷部数」のことを意味します。

しかも「印刷部数」にはびっくりするくらい高い比率で
「押し紙」が含まれています。

「押し紙」とは、新聞社がその新聞の発行部数を水増しするために、
新聞販売店に押し付ける新聞紙分のことで、
最終的には破棄される新聞紙です。

「発行部数」に占める「押し紙」は、大手3紙で
20%弱から50%強あると言われることもあります。
(結構問題になっていますから、興味のある方は「押し紙」で検索してみてください。)

新聞社が発行部数をあり得ないくらい水増しする一番の理由は、
発行部数により金額が上下する「公告費稼ぎ」です。

これを新聞社の詐欺と指摘する人がいるのは無理のない話です。


今回このおバカな CNET Japan 広告を目の当たりにして、
広告費のためなら、なんでも有りの新聞社の体質を思い出した次第です。

商売は正直に、正々堂々と、邁進したいものですね。


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水族館アクアマリンふくしまの衝撃的なテレビCM

2010年7月15日

アクアマリンふくしま

福島県いわき市にある「環境水族館アクアマリンふくしま」と言えば、東北最大級の水族館で、魚と実際に触れ合えることでもよく知られています。

そんな水族館、アクアマリンふくしまが夏休みを前に誘客を図るため、
テレビCMを流していました。

そのCMにはまだ一回しかお目に掛かっていませんが、衝撃でした!


水族館のCMによくあるありきたりの流れで始まったかと思うと、
子どもたちが水族館にある釣り堀で海の魚を釣り、
さらにその釣った魚を唐揚げにし、
ニコニコしながらぱくりと食べているではありませんか!

水族館で、魚を釣り、調理し、食べる。
こんなCM、観たことありません。

「海の命をその場で食べる」ことで、「生きものの命の尊さを学ぶ」
そんな狙いがあるのでしょう。


毎年この時期、アクアマリンふくしまでは違ったテレビCMを流していますが、今回のはインパクト大! でしたね。


ということで早速ホームページを確認しました。

どうやら、アクアマリンふくしまの
子ども体験館「アクアマリン えっぐ」での常設のイベントみたいです。

衝撃的なテレビCMを観た後では、
誕生を意味する「えっぐ」が「えぐい」に掛かっているのか?
なって思えちゃいます。

冗談はさておき、
前から行われている企画に光を当て、新たな広告を打つ。

なかなかうまいですね!

おそらく普通にホームページを見ていただけでは、
インパクトを受けることはなかったと思います。
(まあ、ホームページの作りを変えて、
 トップページで、釣って食べることをフィーチャーすれば、
 それなりにインパクトを生み出すことは可能でしょうが。)

その意味では、テレビCMの作りが良いと言えます。

実際の良い企画(=中身)と宣伝(=広告)がマッチした時、
最大限の広告効果を発揮するいい見本です。


皆さんの会社やお店にも、
実は良い企画やアイディアなのに、
広告しないために埋もれてしまっている
商品・商材・企画などありませんか?

きちんと宣伝して、その良さを伝えることができれば、
日の目を浴びることはいくらでも可能です。

新しいことばかりに目を向けず、
今一度、自分の周りに注目するのもひとつの手かもしれませんよ。


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すき家のうな丼CM。品質検査10回って、どうよ?

2010年7月5日

すき家のうな丼のテレビCMが流れています。

すき家のうな丼CM

動画はすき家のホームページで公開されています。

【うなぎ安全訴求篇】
 すき家のうな丼は
 大自然のきれいな水で育てられ
 合計10回の品質検査に合格した
 うなぎだけを使用しています。

 安全・安心でおいしい。すき家のうな丼
 是非、お召し上がりください。

最初に観た時から、おやおやっと感じました。

ナレーションは低音が魅力的な男性によるもの。

 「合計10回の品質検査に合格したうなぎだけを使用しています。」

合計10回!って、
そんなに検査が必要なほど危ないうなぎを
使っているんですか! と思えたのだ。

安全・安心な食のためには、検査は多いにこしたことはありあせん。

でも、うな丼のうなぎに10回もの検査が必要なのでしょうか?
10回も検査している間に鮮度が落ちそうです。

そうです。
最初から安全な環境や設備の元なら、
そんなに多くの検査は必要ないはずです。

すき家のうな丼のテレビCMは、
そんなふうに感じずにはいられないテレビCMでした。


話題はうなぎから変わりますが、
検査というもの自体に対して懐疑的なのには、理由があります。

実は次のような商売しているお店があります。

  パソコンのメモリーを販売する小売店。
  そのお店の売りは、
  納入されたメモリーをひとつひとつテストし、
  チェックして、検査に合格した製品だけをお客様に販売する、
  というものです。もちろん永久保証です。

メモリーの価格もそれなりに高く設定されています。
通常1万5千円ぐらいのメモリーが3万円ぐらいで販売されています。

普通お客様はこう考えます。
ひとつひとつお店のプロがチェックしてくれ、
しかも通常のメモリーよりも高価だから、
さぞ良い品物で安心できるだろう、と。

ところが、実際のメモリーはというと
それほど良いメーカーの品物ではありません。
(実物を調べれば、それは判りますから。)

つまり、そのお店の販売のからくりはこうだ。

それほど良い品ではないメモリーを安く仕入れ、
ひとつひとつチェックする。
当然、お客様に届いた時点では不良品の可能性はほとんどない。
そしてお客様はそのメモリーを使います。

しかし安心なのは最初だけ。

元々はそれほど良い品物ではないから、
時間が経って壊れるか壊れないかは運次第。

そのメモリーの販売店にしてみれば、
たとえメモリーが故障したとしても、交換すればいい。
交換しても損しないだけの料金は予めもらっています。
運良くメモリーが壊れなければ、その分だけ大儲けできる仕組みです。

メモリーが永久保証とは言え、
同じパソコンを永久に使う人はまずいません。
あるいはメモリー以外の例えばハードディスクドライブが
故障するかもしれません。

そうなると、メモリーを永久保証したとしても、
それほど損をしないことになります。

安物を仕入れ、敢えて人の手をかけて、
チェックや検査を行い、付加価値を付け、高価に売る。
そんな商法があるのも事実です。


そんなふうに考えると、検査やチェックが厳しいからと言って、
必ずしもその商品が、良い品とは限らないということが
判っていただけるのではないでしょうか。


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