Hotto Motto(ほっともっと)のテレビCMから学ぶもの

2010年3月21日



ずっと気になっているテレビCMがあります。
Hotto Motto(ほっともっと、株式会社プレナス)のテレビCMです。

いわゆるほか弁(ほっかほっか亭、株式会社ほっかほっか亭総本部)とのフランチャイズ抗争で分裂して以来、
ここ山形県鶴岡市では、
Hotto Motto(ほっともっと)のテレビCMを見る機会が多いわけですが、これがいつ見てもひどい。

ひどいというのは、
とにかく出すCM、出すCMがことごとくバラバラな印象で、
Hotto Motto(ほっともっと)としての統一的なイメージが全くないということです。

まさにブランディング的に大失敗なCMの連続です。
もちろん「ほっともっと」というネーミングが弱いというのもあるでしょう。言葉としてキレイ過ぎ、押しが弱く、インパクトのない言葉です。

「ほか弁」「すき屋の牛丼」「マクドナルド」などに比べ、
「ほっともっとのお弁当」って言葉として弱い印象が拭えません。


Hotto Motto(ほっともっと)のテレビCMのひどさを痛感したのは、
昨年末の同時期に流された3本のテレビCM。

とにかく共通点が何もない。
一方ではタレントが出てきて、他方は素人が出る。
CMイメージもバラバラ。
あれから3ヶ月経ち、誰も憶えていないと思います。
逆に、誰か昨年末のHotto Motto(ほっともっと)のテレビCMを憶えている方いらっしゃいますか?
誰も憶えていないということが、
却っていかにお粗末なテレビCMだったかを証明してくれます。

では、最近の Hotto Motto(ほっともっと)のテレビCMはどうでしょう?

ぐっさん(山口智充氏)によるのり弁のテレビCMです。

これもひどいの一語に尽きます。

ティザー広告(=じらし予告広告)で、
「みなさんめっちゃ気になりますよね」とぐっさんに押し付けられるように言われても、
なんら気になりません。

実際商品「新のり弁」が発表され、映像で目にしても、
それがどうしたのっていうのが率直な感想。

一番の原因は、美味しさが全く伝わって来ない!ことです。
CMの根本に関わる部分で大失敗を犯しています。
(ほか弁の時はちゃんと美味しさが伝わるCMでした。)

それよりだったら、小池栄子さんが食べる「すき屋の牛丼」のテレビCMのほうがよっぽど美味しさが伝わって来ます。


Hotto Motto(ほっともっと)のテレビCMは、
ある時はタレント、またある時は別のタレント、その次は素人。
マクドナルドのCM(のパクリ)かと勘違いする出来の時もあります。
美味しさを伝えようとしたり、安さをウリにしたり、
総じて広告内容が本当にバラバラです。

そんなテレビCMを見るにつけ、Hotto Motto(ほっともっと)は
わざとテレビCMの内容・コンセプトをバラバラに制作し、
何か “アタリ” を求めて試行錯誤しているだろうか?
と随分前から思っていました。

しかし今回のぐっさんによるティザー広告を見るにつけ、
どうやら、Hotto Motto(ほっともっと)さんの広告レベルが
単に低すぎるんだろうなって結論しました。

企業として何一つ芯の通った印象のないCM(広告)は
結局はお客様のこころに響かないし、
ブランディングとしても大失敗です。

けなしてばかりでは申し訳ありませんので。
自分なら「新のり弁」なとど売り出さないで、
「のり弁プラス」(音声すると「プラァース」と言った感じのほうが良いでしょう)として売り出します。
定番をがらっと変えるより、プラスの何かを強調するほうが
よっぽど新しさが伝わりやすいですから。


なお、Hotto Motto(ほっともっと)を運営する(株)プレナスの
売上高の情報はこちらから確認できます。

  流通ニュース「プレナス検索」

昨年末の2009年11月から4ヶ月連続の売上高減です。とくに2010年2月は二桁の減となっています。もちろんテレビCMがすべての原因だとは申しませんが。


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