楽天市場「うまいもの大会」が池袋東武百貨店で大盛況?

2010年3月29日


発掘!地域の魅力。厳選50のネットグルメが東武に集結!
と題して、3月25日から30日まで池袋東武百貨店で
楽天市場「うまいもの大会」が開かれています。

さてこのお取り寄せグルメを販売する「うまいもの大会」は
楽天と百貨店のどちらに利があるのでしょう。

答えは分かり切っていますよね。

一応、両者の狙いはこうだ。
楽天はインターネット販売に対する不信感を拭えない40代以上の消費者の囲い込みを行いたい。
百貨店はネット商店街を多く利用する20代から30代の消費者の足を実店舗に運ばせたい。

百貨店側は「うまいもの大会」開催中の一週間弱のうちに、
20〜30代のネット世代の消費者に自店の魅力をアピールし、
また来店してくれるお客様を確保しなければなりません。

が、結論から言えば、それは無理な話です。
20〜30代のネット世代の消費者にしたって、
何も百貨店に行ったことがない人たちではありませんから。
彼らにとってはとっくに百貨店は魅力のない存在なんです。

結局、百貨店側はインターネットの仮想商店街と競い、
独自の(価格や便利さを含めた)魅力を伝えることに失敗したから、
今の現状がある訳です。

その百貨店側が楽天だのみの企画を行うのは、正に藁をもすがって売り上げアップを図りたいといったところでしょうか。

残念ながら、楽天市場の「うまいもの大会」で百貨店への集客を目指すという戦略は、ネット通販に対する百貨店側の完敗・降参を意味しているようにしか思えまえせん。

逆に楽天市場にとっては、普段あまりネットを利用しない消費者に対するアピール度満点の企画です! しかも実店舗でも集客が見込めるかの良い実験にもなります。

こうなると楽天の次の展開としては、楽天市場銀座店みたいなアンテナショップ的実店舗運営に乗り出すことではないでしょうか。

楽天さんにとっては勝算のある展開でしょうね。

その後押しを正に今、百貨店がやってあげているのですから
皮肉なものです。


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