病院は本当に患者さんのことを考えているのだろうか?

2010年1月18日

いや〜グッタリです。
疲れました。

一人で外出できない病の母に付き添って病院に行き、
中待合室に入ったのが11時25分。
(完全紹介制かつ完全予約制)
医師の診療が始まったのは13時45分。
2時間20分待ちです。

健常者のわたくしですら、
さすがに疲労困憊。
向かい側の椅子に座った老女も
時々付き添いの娘さんから勧められ、
姿勢を変えたり、やっとの思いで立ってみたりしています。

検診は10分足らず。
ちょっと話してすぐ終了。
支払った料金は140円。

改めて自分が指摘するまでもなく、
病院の待ち時間は日本全国で問題となっています。
(日経新聞の記事によると、大病院になればなるほど、
患者の待ち時間は増大する傾向があるとのことです。)
そして一方では患者待ち時間短縮問題で成果を上げ、
待ち時間の短縮を実現している病院もあります。

いつも不思議に思っていたのですが、
大病院と言えば、
優秀な人材が揃っているはず。
なのにどうして患者の待ち時間短縮の成果が上がらないんでしょうね?
自分が行った病院も、
医師を含めた職員数は700人以上います。

診療という不規則さから、
時間的な問題は仕方がない面が多々あるのでしょうが、
実際に自分で病院に行ってみると、
とても患者のことを考えていないと分かることが多々あります。

先ず中待合室の長椅子。
長時間座っているとメチャクチャ疲労します。
とても患者が長時間座っていても疲れないようにという配慮のある椅子には思えません。
しかも、一部はパイプ椅子だったります。

付き添い用なのかも知れませんが、
付き添い介護の介護疲れが問題になる今、
あまりにも過酷です。

さらに廊下の幅が狭い。
結構車イスに載った患者さんがいるというのに、
長椅子の患者さんが足を詰めないと通れません。
(一体どんな無能な設計士が病院を設計したんでしょうね?)

また、これだけ新型インフルエンザが問題となっているのに、
廊下の両脇に向かい合って長椅子があり、
マスクをした患者さんが対面して座っている形も気になりました。
(対面しなない座り方がインフルエンザ予防に効果的という結果が既に出ています。)

言うまでもありませんが、
待ち時間のイライラをできるだけ解消するための方策など
一切おこなっていません。


何かが違っています。

病院のパンフレットを読むと、

  第一に、
   「患者さんのために」

と書いてあります。

しかし、
同じパンフレットで宣伝しているのは、
やれ最先端の医療設備だとか、
緊急用ヘリコプターを設備しているとか、
そんなことばっかりです。


もちろん、最先端の医療設備やヘリコプターがあることは
大変結構なことです。

にもかかわらず、何かが、
本質的な何かが間違っているとしか思えないのは自分だけでしょうか?

しかも、
この病院の姿勢、
どこか一般の企業(特にサービス業、飲食業など)や
ホームページにも当てはまります。

企業で言えば、
奇抜なアイディアを売りにして、
基本がしっかりしていないお店、などなど。

ホームページでは、
フラッシュやらライブカメラやら、
目立つことばかりに力を注ぎ、
肝心なことは一切伝えていないホームページ。
かなり沢山あります。

大切なのは常日頃の単純な業務なんですよね。
自分もこのことを改めて肝に銘じなくてはなりません。


最後に少し付け加えますと、
お客様の待ち時間の長さからくるイライラを
少しでも解消しようとする方策は沢山あり、
一般のお店や企業、店舗、ビルなどでは
既に取り入れられ、実践されています。

その元になっているのは、
心理学の成果です。

それって、医学ですよね。

だったら真っ先になぜ病院で取り入れないんでしょうね。


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